2014年1月31日金曜日

Facebook がニュースリーダに参戦

kshara です。今日の私の Mynd "Discovery" とその関連記事より、Facebook 社がニュースリーダ "Paper" アプリを発表のニュース。

予想はしていましたが、いよいよ来ましたね、という感じ。

ざっと見た感じでは、やはりヴィジュアル面の UI が綺麗で、完成度が高そう。そして、記事はアルゴリズムによる選択と人間のキュレータの選択のコンビネーションらしいところからして、これがうまく行っていれば相当の強敵だな、と。

「強敵」と書きましたが、そうですとも、我々は某 G 社や某 SN 社をライバルだなんて小さなことを言っていないで、これからは「Facebook Paper を倒す!」くらいの意気込みを持ちたいと思います。

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2014年1月30日木曜日

超芸術としてのバグ

kshara です。今日の私の Mynd の "Discover" タイムラインより、伝説のハッカーによるバグと超芸術トマソンの関係。(下画像は wikimedia より「無用トンネル」)


確かに、プログラムの中に生息する謎のバグは超芸術トマソンなのかも知れない……








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2014年1月29日水曜日

ドイツと折り紙と林檎の関係は?

kshara です。今日の私の Mynd の "Daily" より、最近私が考えていた問題にタイムリーにヒットした記事。(下画像は wikimedia より)


Mynd の中ではユーザの好みを理解するために色々なアルゴリズムが使われていますが、自動的な「分類」は重要な礎石の一つです。

様々なアイテムの分類が考えられるわけですが、その中で特に、単語の分類は妙に良く見えるという現象があるな、と最近気付きました。

アルゴリズム的に有利な点もいくつかあるのですが、それとは別に、与えられた単語群から人間がうまくストーリーを見つけて(捏造して)しまうため、その分類の説得力が増す、という効果は無視できないなと。

これをうまく利用して面白いサーヴィスができないかなあ、というのが最近の私の興味。

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2014年1月28日火曜日

Google 社が Deepmind を買収

kshara です。今日の私の Mynd の "Daily" より、また Google のベンチャー買収話。(下画像は "Deepmind" 社のホームページからのキャプチャ)


Google が人工知能、機械学習系のベンチャー企業、"Deepmind" 社を買収することで合意した、というニュース。私の Mynd では、「関連記事」、「コメント」にもかなり情報が集まりました。

どの報道も人工知能、機械学習というキーワードで紹介されていたので、社名からして深層学習(Deep Learning)の会社なのかな、と思ってしまいましたが、どうやら脳科学、神経科学の方向性で起業した会社のようですね。

私の想像ですが、Google 側からは脳神経科学のアプローチが欲しかったし、Deepmind 側からは機械学習エンジニアリングのサポートが欲しかった、と言うマリアージュでは。

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2014年1月27日月曜日

都知事選とインタネット

kshara です。今日の私の Mynd の "Daily" より、都知事選関連。(下画像は wikimedia より)


先週、都知事選挙が告示され、選挙活動とともに関連のニュースも増え始めました。最近は、インタネットと選挙という観点からの報道も多いですね。

私は、このような期限のある時事問題を Mynd は自動的に追いかけていけるのか、という興味から、積極的に Mynd 内で都知事選関連のニュースや記事をクリックし始めました。

ところで、Mynd はユーザが Mynd 環境内の記事をクリックすることで、ユーザの嗜好を学習していきます。ちょっとマニアックな使い方としては、自分の好みの Mynd に育てていくという「育てゲー」的な楽しみ方もありますよ。

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2014年1月24日金曜日

iOS 版 Mynd アプリのアイコン

kshara です。先日、iTunes Store に申請したばかりの Mynd iOS アプリ。最後の最後に、開発者たちが悩んでいたのはアイコンのデザインでした。

結局、二つの案にまで絞ったのち、最終決断が iOS アプリ開発担当の F 君に委ねられ、申請したのは左画像のドックの右側。いかがでしょう?

審査にどれくらいかかるか分かりませんが、もうすぐ iPhone ユーザの皆さんの手元にお届けできるはず。乞うご期待。




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2014年1月23日木曜日

アニメ「シンプソンズ」と数学

kshara です。今日の私の Mynd  "Daily" より、数学の話題。



ボールのような目玉をした黄色いキャラクタでおなじみのアニメ「ザ・シンプソンズ」は、実はマニアックな数学ネタの宝庫だ、という記事。

一般向けの数学解説書を多数書いているサイモン・シンによる指摘で、実際、シンは "The Simpsons and Their Mathematical Secrets" という本も出版している。

どうやら「ザ・シンプソンズ」脚本家チームには、数学や物理学の学位(博士号を含む)を持つ数学好きが何人もいるらしい。何故、数学の博士号を取得してアニメの脚本を書いているのかは謎だが……


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2014年1月22日水曜日

iOS 版 Mynd アプリ近日出来

kshara です。いよいよ  iOS 版 Mynd アプリのリリース間近。今日、Mynd オフィスは最終テストと iTunes Store への申請準備に緊迫した雰囲気です。

デザインをちょっとだけリーク。左画像は設定画面。磨りガラスの向こうは、"Discover" 画面。先行投入された android アプリとは別に、F 君が iOS にあわせて作り込んだデザインになっています。

審査にかかる日数が読めないのと、「却下」の可能性もなくはないのとで、確約はできませんが、近い内にリリースされるはず。iPhone ユーザの方はご期待下さい!


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2014年1月21日火曜日

超効率ナノ素材

kshara です。今日の私の Mynd の "Discover" タイムラインより、科学技術。
これはすごい可能性を秘めている気がする。(以下画像は wikimedia commons)



エッフェル塔がピラミッドよりもずっと軽く丈夫であるように、骨組による軽量で丈夫な構造をナノスケールに持ち込もうというアイデア。

世の中のあらゆる物が、はるかに少ない原料で、はるかに軽く、はるかに頑丈に作れる可能性がある。どうやって実現するかが問題なので、行うは難し的なアイデアだが、夢は無限に拡がりそう。

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2014年1月20日月曜日

アマゾンの「投機的出荷」特許

kshara です。今日の私の Mynd の "Discover" タイムラインより、Amazon の特許「投機的出荷」。


さらに「関連記事」から、

ユーザが注文する可能性が高いと予測できるものは、実際に注文される前に「投機的に」出荷してユーザの近くまで運んでおく、というアイデアの特許を Amazon が取得したというニュース。(この特許 "US 8615473 B2" の詳しい内容は例えば、google 特許検索で見られます。)

商品を予測的に運んでおく、というロジスティクス最適化自体はよくある話で、そういう工夫をしていない大規模小売店はないと思いますが、さらに一歩進めてユーザ単位の行動予測で出荷してしまう、という点が味噌で、いかにも Amazon らしい。


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2014年1月17日金曜日

Mynd 開発現場シリーズ、その4

kshara です。Mynd の開発現場シリーズ、その4。Mynd システムの全てを知る男 Y 君の机には、色々と不思議なオブジェが。

Mynd は非常に複雑なシステムです。システム全体のおおまかな概念図でも、運行スケジュール付きの東京地下鉄路線図みたいな感じ。

Mynd の今年のテーマは「グロース&スケール」だと以前に書きましたが、グロースに応じたスケールを可能にするためには、この複雑なシステムをそれに沿った形に変形していかなくてはならない。この困難な仕事が Y 君の双肩にかかっております。

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2014年1月16日木曜日

usaggr の野望

usaggrtwitter と、facebook と、mixi を1つのタイムラインでまとめて見られて、 投稿も一発送信できる無料の iPhone / iPod touch アプリ』
https://mynd.jp/usaggr/
ご存じ usaggr (宣伝w)
使ってくださってる方や、各所でレビューしてくださった方々の評価は、もの凄く良いので、もう少し広がって欲しいものです。

さて、
一年以上前に登場したこのアプリ、実は、Mynd エンジンのテクノロジーが搭載されています。
タイムラインを眺めているうと、不思議な赤うさぎがときどき現れます。
実はこれ、ユーザーがいいねしたり、ふぁぼったりしたコメントからMynd エンジンでユーザーの趣向を判断して、おすすめ的なコメントに現れています。
実験的な試みで邪魔にならないように配置したので、あんまり目立っていませんが、
もし見かけたらちょっと心にとめて見てみてください。

usaggr で見るタイムラインが結構楽しいので、これの News 版もいいかも?と生まれたのが Mynd の Discover 。
みなさんいろいろ発見(Discover)してみてください。
SNSと連携すると友達が勧めている News が現れるので楽しいです。

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2014年1月15日水曜日

usaggr バージョンアップ (ver. 1.3.9)

ご好評いただいている SNS アグリゲーションアプリ usaggr をバージョンアップしました。mixi API の変更に対応したマイナ・チェンジです。

twitter,  facebook, mixi を1つのタイムラインでまとめて見られて投稿も一発送信できる無料の iPhone / iPod touch アプリ。まだご存知でない方は、是非一度お試しあれ。




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2014年1月14日火曜日

チャレンジスピリット

kshara です。今日の私の Mynd "Daily" より、ロボットの話題。SCHAFT のブレイク以来、私の代わりに Mynd がロボット関連記事を追いかけてくれている。


5 ページに渡る記事の要点をまとめると、日本には優れたロボット技術があるのに、大企業や有名大学が市場を独占し、中小企業やベンチャーを締め出しているせいで立ち後れてしまっている、という感じ。

興味深い文章としては、「先月の米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が主催する災害救援ロボットの競技会にはグーグルが参加し、買収した日本企業などの技術を駆使して活躍した」とか。ううむ、そうなりますか。

そして、「「ロボット大国」の立場を守り、さらに過酷な環境で作業するロボット技術で世界をリードするためにはまず閉鎖性の打破とチャレンジスピリットが求められるのだ」と記事は結ばれている。閉鎖性を打破していただけるなら結構なことだが、ベンチャー側からすれば、「何とか大国」の立場を守るために研究開発しているわけではないだろう。

技術や研究を国策の立場から語ること自体が、チャレンジスピリットから随分と遠いんじゃないかなあ。


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2014年1月10日金曜日

怒り顔の猫と推薦アルゴリズム

kshara です。今日の私の Mynd  "Discover" タイムラインより、ねこ。私のタイムラインは猫の記事がけっこう多いです。
こんな顔の猫がいるんですねえ。小雪さんの新年のご挨拶画像は、リンク先でご確認下さい(笑)

それはさておき、初期の Mynd ではこういう可愛い猫の画像をうっかりクリックすると、次の日には猫だらけの推薦記事になったものでした。 私が設計した素朴なアルゴリズムを使っていたからですが、今は違います。

今では、一般記事全体とユーザの好んだ記事の分布を比較して、ユーザが好むカテゴリ構成を把握し、各カテゴリの中では以前の方法でそのユーザの嗜好を推測する、という「大域的」&「局所的」の二段構えのアプローチになっています。この「大域」部分のアイデアは Mynd メンバの T 君によるものです。

そしてこれからも Mynd の推薦アルゴリズムは、徐々にではありますが、より良いユーザ体験を目指して改善されていくはずです。アプリ登場!とか、新機能見参!みたいな派手さはありませんが、Mynd サーヴィスの肝ですからね。

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2014年1月9日木曜日

グロースとスケール

kshara です。今日の私の Mynd の "Discover" タイムラインより、お天気情報。


朝刊のようにニュースのセットがメイルで届く "Daily" とは別に、"Discover" は新しいニュースがどんどん流れてくるタイムライン。これが Mynd の一つの特徴になっています。

上の記事のような直近の気象情報などは、"Discover" ならではのニュースと言えるでしょう。

しかし、こういう速報性のあるサーヴィスは難しい。Mynd は単に集めたニュースをそのまま流しているわけではなく、各ユーザ毎にお届けする記事を調整、パーソナライズしているので、その合間に沢山の複雑な処理が必要だからです。これに要するリソースの多くはユーザ数に依存します。

android アプリもリリースされ、iOS アプリのリリースも控えていますので、自然にユーザ数の増加は予想されますし、もちろん我々としては急増してくれないと困るのですが、急増してくれても困るわけです。つまり、今年の Mynd のテーマは、「グロース」と「スケール」だろうと思っています。

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2014年1月8日水曜日

次に流行する地味な学問分野

kshara です。今日の私の Mynd "Daily" より、 昨年末から話題の "SCHAFT" 関連。

この記事に限らず、昨年末あたりから、Google がロボット会社を次々に買収しているのはなぜか、というテーマの論説が多いらしく、私の "Mynd" でも良く見かけます。

大体、amazon と同様に物流に使うのだという説と、android のようにロボットでも基盤技術を押えようとしているのだという説の二つみたいですね。

私自身は、どちらの説もロボット業界側から考え過ぎているのではないかなあ、という印象を持っています。 Google はとても大きな会社なので、自身の大きな要素技術ポートフォリオの中に、ハードウェア制御を入れておくのは当然でしょうし、相応の投資規模になるんじゃないでしょうか。

新年なので、これに関連して、予言を一つ。
昨年までは、「ビッグデータ」がらみで「統計」とか「機械学習」のような地味な分野が流行していましたが、 次にスポットが当たる地味な学問分野はズバリ「制御理論」 ( "Control Theory" )です。 多分、この予言は当たらないと思いますが、来年の今頃には普通のビジネスマンが、「H∞制御」とか「ハミルントン・ヤコビ・ベルマン方程式」とかつぶやいていないとも限らない。

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2014年1月7日火曜日

私の仕事現場

kshara です。硬い話が続いたので、たまには箸休め的に現場シリーズその3。

今年始めてオフィスに来たので、私の仕事現場。 別に大掃除したからではなくて、いつもこんな感じ。 整理されている派、と言うより、何も置かない派。 モニタが一枚しかないのも珍しいかも。

毎朝、オフィスに来て、このデスクでアサヒグラフを読んで、会議室でゴルフの素振りをして、神田の蕎麦屋でランチのあと、バーでマティーニを二杯飲んで帰宅します。 嘘です。 本当は、Mynd の新機能の開発に色々トライしています。今やっていることは、使えるか使えないかギリギリくらいの感じです。

思うに、私自身が世間にとって、使えるか使えないかギリギリくらいの感じなのでしょうが、 何とかと何とかは使いようと申しますので、何とかお役に立ちたい。それが今年の目標です。

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2014年1月6日月曜日

ブラウザで深層学習を

kshara です。今日の私の Mynd "Daily" より、機械学習のテクニカルな記事。巷で噂の深層学習(Deep Learning)。 (下の画像は Wikimedia より Boltzman Machine の解説図)

ブラウザの中で深層学習をお試しできる環境を提供するプロジェクト。 深層学習もかなり一般化してきて、色んなライブラリやツールが提供され始めている模様。 良く分からないけどデータをつっこんで何が出てくるか試してみる、 ということは誰にでも簡単に出来るようになってきているみたいです。

しかし、自然言語処理や記事の推薦の問題については、深層学習でうまくコントロールするのは難しそうで、 もう一つ二つはブレイクスルーが必要なんじゃないかなあ、というところが素人としての感想。 どうなんでしょうか。

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2014年1月3日金曜日

推薦システムの秘密

私の今日の Mynd "Discovery" タイムラインより、 シャクルトン南極探検隊の新たな写真が発見されたというニュース。

私は昨年「エンデュアランス号漂流記」(E.シャクルトン著/木村義昌・谷口善也訳/中公文庫Biblo) を読んで感動したところだったので、この記事を推薦されてちょっと驚きました。

しかし、これは Mynd の推薦システムが私のことを知り尽しているからでも、 超常的なアルゴリズムを備えているからでもありません。 医者の最大の秘密が「ほとんどの病気はほうっておけば治る」ことであるように、 これは推薦システムの最大の秘密の一つです。

つまり第一に、ほとんどの人間は自分が思っているほどユニークではない。 そして第二に、 荒っぽい方法で推薦したものでも、たまたまユーザの心に強くヒットすることがある

この場合、まず「エンデュアランス号」は私が思うほどマニアックな記事ではない。 だからこそ、Wired のようなメジャーなメディアで紹介されたのです。 調べてみると、この探検報告はリーダーシップのお手本として経営者などに人気があるそうですね。 そして、この推薦自体の手がかりは、Wired の記事であること、科学系であることなど、数少なく弱いものだったはずです。 それを私が勝手に感心したのです。

推薦技術なんて大したことがない、と言っているわけではありません。 非常に高度な技術とアルゴリズムに裏打ちされているのは事実です。 それでも人間の好みを機械が理解するということはまだまだ困難で、 今のところ心理学的なトリックが強力な相棒にならざるを得ない、というところが真実でしょう。 しかし、この段階でもけっこう役に立つのです。 数%の推薦精度の向上が何億円という利益をもたらすこともありますし、 何と言っても、こういった事情を良く知っている私がうっかり感心してしまうくらいなのですから。

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2014年1月2日木曜日

ハッカーとしてのメンデレーエフ

あけましておめでとうございます。kshara です。 android ユーザの方、Mynd for android は試していただけましたでしょうか。他のニュースリーダ、キュレーション系アプリとの比較など教えていただければ嬉しいです。

今日の私の Mynd "Discover" タイムラインより、 元素周期表で有名なメンデレーエフの逸話。 (下画像はレーピンによるメンデレーエフの肖像画(Wikimedia Commons))

メンデレーエフと言えば元素周期表、水兵リーベ僕の船、くらいしか知らなかったのですが、 どうやらなかなかに興味深い人だったらしい。

この記事によれば、ウォッカの適切なアルコール度数を定めたのもメンデレーエフ、 皮革製の鞄を作ったのも、無煙火薬を発明したのも、気球おじさんだったのもメンデレーエフ。

アカデミックな化学者と言うよりは、 ある意味、帝政ロシア期の天才ハッカーという感じだったのかも。

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