2014年1月14日火曜日

チャレンジスピリット

kshara です。今日の私の Mynd "Daily" より、ロボットの話題。SCHAFT のブレイク以来、私の代わりに Mynd がロボット関連記事を追いかけてくれている。


5 ページに渡る記事の要点をまとめると、日本には優れたロボット技術があるのに、大企業や有名大学が市場を独占し、中小企業やベンチャーを締め出しているせいで立ち後れてしまっている、という感じ。

興味深い文章としては、「先月の米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が主催する災害救援ロボットの競技会にはグーグルが参加し、買収した日本企業などの技術を駆使して活躍した」とか。ううむ、そうなりますか。

そして、「「ロボット大国」の立場を守り、さらに過酷な環境で作業するロボット技術で世界をリードするためにはまず閉鎖性の打破とチャレンジスピリットが求められるのだ」と記事は結ばれている。閉鎖性を打破していただけるなら結構なことだが、ベンチャー側からすれば、「何とか大国」の立場を守るために研究開発しているわけではないだろう。

技術や研究を国策の立場から語ること自体が、チャレンジスピリットから随分と遠いんじゃないかなあ。


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