kshara です。 今日の私の Mynd の "Daily" には「ビットコイン」の記事が二つ。 最近、ビットコイン関連のニュースが推薦されることが多い。 今日の二つは特にビットコインと経済、実際の取引がテーマで、 なかなか鋭いチョイスなのでは。
- ハフィントンポスト日本版より 「ビットコインは経済に大変革を起こす『通貨』なのか?」
- blog「お金周りの楽しい話」より 「ビットコインバブルのトルネードへ飛び込みたいけれどもタイミングを失って指を加えている臆病な君へ送る裁定取引から始める低リスクビットコイン入門口座」
こういう記事を読んでいると、 どうやら本当にビットコインが一般化するのかも知れない……と思う。 「今ならまだ大儲けのチャンスに間に合いそうだ」 と、感じている人が多いことは確からしい。
ビットコインは数年前に実装が登場した仮想通貨で、 その価値が暗号理論と計算量で担保されている、 という仕組みにぐっとくるギークは多かったと思う。 (そして今、どうしてちょっと前に 1k BTC ほどでも採掘しておかなかったのか、 と後悔しているだろうと思う。)
しかし、貨幣の本質は信用であり、 貨幣とは多くの人が貨幣だと信じているもののことである。 アルゴリズムのセクシーさは必要条件ですらない。 したがって、ビットコインが貨幣になるためには、 広く知られ、広く「何か」のために使われなければならない。
この観点からすれば、 その「何か」が投機であったとしても、 たとえそれがバブルに終わったとしても、 ビットコインは信用という幻想を身に纏い始めたのであり、 ようやく本当の貨幣になりつつあるのだろう。
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