2013年12月6日金曜日

推薦記事プールをどう作るか

kshara です。今日の私の Mynd の "Discover" タイムラインより、芸術テーマ。 丁度、 ターナー展 に行きたいと思っていたところだった。 ターナーが「インスタグラムっぽい」というのは鋭いかも。

それはさておき、上の記事のような個人ソースからの推薦はなかなかに難しく、 ニュース推薦サーヴィスの腕の見せ所でもある。

これはアルゴリズムの問題のように見えて、そうではない。 各ユーザに推薦する以前にそもそも、 その種になる記事をどうやって集めてくるかが問題なのだ。 我々としては、 単に一般的なニュースをユーザの興味の範囲に絞るだけではなくて、 そのユーザの心にぐっとくる珍しいネタも届けたい。 そういったものを毎日新たにどうやって集めてくるのか。

現状の Mynd は三つの方法でこの問題に対処している。 一つは、できるだけ広く「マニアックな」記事配信元を探して登録する、 という正攻法。 二つめは、そのユーザの SNS タイムラインに流れてくる記事をキャッチする。 最後に、 人間の集合知でキュレーションされている他サーヴィスの配信を集める、やや邪道な方法。 どれも有効だが、本当の技術的解決になっていない。

なぜなら、どれも「人力」であり、特に後の二つは他のサーヴィスを流用しているに過ぎない (そう言えば Gunosy「はてブ」流用騒動があった。 肩を持つわけではないが、「はてブ」のようなサーヴィスの rss が必須の情報ソースであることは間違いない)。 何か新しいアイデアで、よりリッチな記事プールを作れないものだろうか…… これは Mynd がいつも心に留めている課題の一つです。

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