kshara です。今日の私の Mynd の "Discover" タイムラインより、 「キュレーション」系サーヴィスの浸透についての調査記事。
- POSTCO Lab. より、 「言葉は浸透してないけど『サービスは浸透している』キュレーションサービス」
上の記事によれば、 「キュレーションと言う言葉をご存知ですか?」 という質問には 30% 程度の人が「知っている」か「聞いたことはある」 と答えている一方、 「キュレーションサービス(never まとめやはてなブックマーク、OKwave)を利用された事はありますか?」 には 60% 以上の人が「はい」と答えたとのこと。 (上の記事では一貫して "naver" を "never" と誤記している。)
その言葉を知らないのに使っているかどうか判断できるとは思えないので、 70% の人は挙げられている例からそういうものが「キュレーション」だと推察したのだろうか。 この統計では、どのような手法で、何人にアンケートをとったのか明かされていないが、 結局、「キュレーション」のぼんやりした現状はうまく表現されている気がする。
私が特に興味を持ったのは、「どのようなキュレーションサイトを利用された事がありますか?」 の答をまとめた左のグラフ。 5 位に Mynd と同じニュース推薦サーヴィスである "Gunosy" が入っている。 上位の顔ぶれからして、アンケート対象はかなり一般的なユーザだと思われるのだが、 その中ではかなりの健闘だ。 これだけ広まった "Gunosy" を追いかけるのは難しいだろうなあ、と思うのではなく、 ニュース・キュレーションには受け入れられるチャンスがまだまだあるぞ、 と思うのが起業マインドというものだろう。
そして、もう一つ目を引くのは、最後に入っている "sercus"。 Web サーヴィスを探すサーヴィスで、そんなに認知されているとは思わなかった (アンケート母集団が小さくて、たまたま一人知っている人がいただけかも知れないが)。 ちなみに、"sercus" の 「キュレーション」カテゴリー の一番最後に Mynd が紹介されている。 上位の方には、我々が(遠くから勝手に)ライバル視している "Gunosy" や "SmartNews" も入っているし、また、 「窓の杜」 など「言われてみれば確かにキュレーション」というタイプの老舗もある。
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